こだわりの紫いもで作る、新しいもなか。
おいもなかは2011年の「学店」で富山高専射水キャンパスの学生グループ「海girl☆」と共同開発しました。
(富山商工会議所青年部の若手後継者育成事業「学店」は、次代を担う学生が富山県内の企業・団体と協力し、富山の素材にこだわった富山オリジナル商品の開発と実践販売を行う『商学共同』プロジェクトです。)
学店出品条件の中に「富山県産の素材を使用する」があり、県産の芋を使ったお菓子を作ることになりました。
味はもちろんパッケージなどもアイデアを出し合い、試行錯誤のうえ新しいタイプの最中『おいもなか』が誕生しました。
自家栽培のムラサキマサリを使用し、下はパリッとして香ばしい最中皮で上は優しい甘さの和風スイートポテト風に仕上げました。
いもの豊かな風味のコクと自然な甘み、最中ならではの香ばしさをお楽しみください。
こだわり 【いも編】
当店では、自家栽培の紫いも・ムラサキマサリを使用し、
『おいもなか』『むらさきいもきんつば』『いもきんつば』を作っています。
このムラサキマサリはとても鮮やかな色が特徴で、無着色・安心安全の当店のお菓子には欠かせない芋です。
非常に生産数が少なく、当店は自家栽培をしています。
原料豆知識
一般的にスーパーなどでよく見かける、表面がつるんとしてとても太っている砂地栽培のサツマイモは水分が多い為、蒸し上げると水っぽくなり、蒸す工程の多い和菓子にはあまり向いていません。
鮮やかな紫いもの餡づくり
鹿児島産や沖縄産の紫芋は、多少白っぽい身の中に紫が混ざっているものが多いのに対して、当店で使用している紫いもは、中身全てが色鮮やかな紫色をしています。
この鮮やかな紫を使用するからこそ、無着色・安心安全なお菓子を作ることが出来ます。
最近では生の紫いもでは無く、フリーズドライの紫いもパウダーやヤムイモパウダーを使用することが多くなっているようです。
ですが、当店はどんなに手間がかかろうと、生の紫いもを使用してきんつばやおいもなかを作っています。